2009/12/10
国の指針に対し、津市の消防職員の充足率が60%にとどまることが分かった。海野武司氏(津和会)の市議会一般質問に市が明らかにした。
市消防本部によると、国の指針では、消防署や車両台数に応じて配置すべき職員数を定めており、津市は583人が必要とされる。
しかし、現在の消防職員総数は消防本部と4署合わせて348人で、一部職員が複数の仕事を兼務することで対応している。
充足率の全国平均は2003年で75・5%で、100%を満たす消防組織はほとんどないという。
市消防本部は「市域が広い津市では署が多く必要となり、充足率は低くなりがち。ただ人口や財政規模などを考慮すれば他市に劣ることはない」と説明している。
(角雄記)
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