2009/11/19
金沢医科大氷見市民病院
金沢医科大氷見市民病院の二十代の看護師十九人が十八日、楽しく働きがいのある職場づくりを目指して、交流サークル「りんごステーション」を院内に発足させた。
若手看護師が担当科の壁を超えて仕事の悩みなどを相談し合い、離職を防ぐのが目的。サークル名は、市特産「氷見りんご」のように医療が地域に根付くようにと付けた。活動費は病院が支給する。
活動場所は、病院一階の一室。室内には花瓶や給湯設備、パソコンなどを置き、明るく家庭的な雰囲気にした。サークル員同士の昼食会をはじめ、看護師の担い手を増やすための地域ボランティア活動などにも取り組む。
開所式では、サークルリーダーの八箇多恵さん(27)が「看護の離職者が多いといわれる中、仲間できずなを深めて地域医療を支えていきたい」と抱負を語った。
日本看護協会によると、二〇〇八年度の全国の新卒看護職員の離職率は9・2%。 (奥村圭吾)
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