2009/11/09
高校生が外科手術を体験する「キッズセミナー」が7日、永平寺町の福井大学医学部付属病院であり、県内の高校1年生42人が受講した。
全国的に外科医師不足が進む中、外科医に興味を持ってほしいと同病院が主催。術着に着替えた生徒たちは医師の指導に従い、外科医さながらに、縫合糸でスポンジを縫ったり、内視鏡外科手術で使う器具を操作した。
超音波の振動で出血せずに組織を切る装置で豚肉の切開に挑戦した武生高の若林ののかさん(16)は「想像していたよりも操作が難しくて驚いた。医師を目指すかはまだ決められないけど、理系には進みたい」と話した。
指導にあたった第一外科の飯田敦講師(47)は「福井大では最新の技術を使って治療できる環境がある。興味を持った人にはぜひ、外科医になって活躍してほしい」と呼び掛けた。
(増田紗苗)
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