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【滋賀】就職内定率、高校生は53・5% 先月末時点で6年ぶり低水準

2009/10/22

 来春卒業する高校生の就職内定率が、9月末時点で前年同期比20・0ポイント減の53・5%にとどまることが、県教育委員会のまとめで分かった。

 製造業を中心とした求人数の減少が大きく影響。求人数は前年の1万5300人からほぼ半減し8852人だった。

 就職希望者1734人に対し、内定者数は前年同時期より385人少ない928人。全体の内定率は53・5%と、前年同期の73・5%を大きく下回った。男子の内定率は58・4%。女子の内定率は47・7%だった。

 同時期の内定率としては、IT(情報技術)不況で50%を切った2003年以来6年ぶりに低い水準。

 県教委では「例年よりも多く企業訪問に取り組み、求人開拓に努めたい」としている。

 (小西数紀)