働いている姿を見てもらい、親子のきずなを深めてもらう夏休み親子職場見学が十九日、県庁であり、県職員の子ども十七人が親の仕事場を見て回った。

　今年で四回目。子どもたちは、初めて見る仕事場をきょろきょろと見渡して興味津々。一緒にパソコンを操作したり印刷した書類を運んだりした。

　少子化対策監室の小村昌法さん（４９）の長男で小学五年生の健太君（１０）は「家でのんびりしている姿とは全然違う」と驚き、「格好いい」とほれぼれした様子だった。

　見学後は、親子で谷本正憲知事と会談。知事から感想を聞かれると、「お父さんを見直した」「難しそうな仕事をしていた」などと答えていた。　（小西亮）