2009/08/18
第九回高校生ものづくりコンテスト県大会の電子回路組立部門が十七日、魚津市の魚津工高であり、県内にある工業系五高校の生徒十五人が電子回路組立の知識や技能を競った。審査の結果、最優秀賞に篠川由揮さん(富山工一年)、優秀賞に川端勇貴さん(同二年)が選ばれた。二人は北信越大会に出場する。(武田寛史)
競技は旋盤作業、電気工事、電子回路組立、木材加工、測量、化学分析、自動車整備の七種目あり、県内では自動車整備を除く六種目を実施している。
電子回路組立部門では県内の魚津工、大沢野工、富山工、高岡工芸、砺波工業の一、二年生が参加。約二時間半の間に、入力回路となる基板製作や出力回路の発光ダイオード(LED)を光らせるプログラムづくりに取り組んだ。
課題を出題した北陸職業能力開発大学校の佐渡秀雄、三木隆史両講師が審査員を務め、ハンダづけの技術や安全な作業、プログラミング技能などを審査した。
北信越大会は二十八日に長野県佐久市の佐久勤労者福祉センターで開催される。
▽優良賞 伊藤司(高岡工芸二年)、平野元貴(同)
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