2009/07/19
可児市多文化共生センター・フレビアで18日、「日系外国人のための日本語学習支援養成講座」が始まり、ブラジル籍の市民らが受講した。
特定非営利活動法人(NPO法人)可児市国際交流協会が、文化庁の委託を受け、県内で初めて実施する。相当の日本語能力を持った人たちに、日本語をどう教えるか基礎を学んでもらい、母国の人に学習支援できるボランティアの養成を目指す。10月下旬まで12回の講座で33人が文法や文字、会話や読み方の指導法を学ぶ。
講師は、同協会日本語講師の清水恵美さんら。清水さんが「皆さんが日本語を身に付けるまでにぶつかった壁をいかに克服したかを思い出しながら、これから学ぶ人への伝え方を考えていきましょう」と呼び掛けた。その後、語順や文法など日本語の特徴について確認した。
(小川邦夫)
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