2009/07/29
雇用情勢の冷え込みを考慮し、県教育委員会は県立高校25校に「就職支援コーディネーター」を配置する。開会中の6月定例県議会で事業実施が認められれば、9月の高校生の就職選考解禁に先立ち、8月から現場へ送り込む。
コーディネーターには、人事担当の企業OBや、就職指導経験のある元教員を充てる。計19人を採用し、定時制7校と、就職希望者が昨年度10人以上いた全日制18校に配置する。1人で2校を担当するケースもある。事業費は約3000万円を予定。
大きな任務は「就職内定の向上」(県教委高校教育課)で、各校の就職担当教諭を補佐しながら、求人開拓のための企業回りや就職試験指導もする。
今春の県内高校生の就職決定率は99・4%だったが、厳しい環境に、例年以上の就職支援を実施していくとしている。
(尾嶋隆宏)
転職・求人情報検索(名古屋市・愛知県・岐阜県・三重県)はトップから