2019/09/30
仕事と子育ての両立などを相談できるハローワーク多治見のマザーズコーナーの出張相談が27日、瑞浪市保健センターで始まった。10、11月も月1回開く予定で、利用者が多ければ年明け以降も継続する。
マザーズコーナーは、多治見市音羽町のハローワーク多治見に2012年から常設されている。託児所付き事業所の求人情報を得られるほか、休日の取り方や配偶者の扶養に入るか入らないかなど、子育てとの両立に向けた仕事の仕方や選び方をアドバイスしてもらえる。小さい子どもを連れて多治見まで相談に行けないという母親の声が瑞浪市にあり、初めて出張相談を企画した。
初日には早7人が訪れ、相談員と各30分ほど個別に面談した。生後9カ月の長女を連れてきた同市稲津町の主婦青山桃子さん(28)は「多治見まで行くのは大変なので、気軽に話しに来られてよかった。出産後に退職したので保育園を探しづらいが、託児所付きの求人を紹介してもらえた」と喜んだ。
ハローワーク多治見によると、近年は子どもが1、2歳児のうちから働くことを希望する女性が増加傾向にある。統括職業指導官の熊谷幸子さん(49)は「働くにあたっての考え方を整理できると思うので、いつか働きたいという人にも来てもらえたら」と利用を呼びかける。
相談は無料。年内は10月25日、11月22日にも開催予定で、予約も受け付ける。ハローワーク多治見=0572(22)3384
(片岡典子)
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