2016/08/25
厚生労働省が24日発表した2015年の雇用動向調査によると、労働者のうち就職や転職で新たに仕事に就いた人の割合を示す「入職率」は16・3%、退職や解雇で仕事を辞めた人の割合を示す「離職率」は15・0%だった。入職率が離職率を上回るのは3年連続で、景気回復や人手不足から企業の積極的な採用が続いているとみられる。
前年と比べると入職率は1・0ポイント、離職率は0・5ポイントそれぞれ低下。厚労省は「パートなどで働き始める人が減った一方、時給が上がって辞めなくなったことが影響し、動きが少なくなった」と分析した。
一方、正社員になった人は前年から21万人以上増えており「パートから正社員への転換など質の改善も進んでいる」とみている。
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