2016/05/14
看護週間(8~14日)に合わせた県看護大会(県主催)が、名古屋・名駅のウインクあいちであった。在宅看護の第一人者として知られる在宅看護研究センターLLP(東京都)代表の村松静子さんが、患者の心を察する大切さについて講演した=写真。
県内の看護師や看護学生ら約650人が参加。村松さんは、患者から「せめて部屋らしい部屋で死なせてくださいよ」「私のような者が家に帰れるシステムをつくって」と言われたことで、在宅看護への思いが強まったことを明かした。
看護師が患者に触れる際の手について「心が入った手があれば、薬も医師もいらない。それが看護だよ」という患者の言葉を紹介。患者の心を察する「看護の心」を学んでほしいと激励した。
大会では、保健師4人、助産師3人、看護師34人が功労者表彰を受けた。
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