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【経済】岐阜1.70倍で2位 愛知は4位1.63倍

2016/03/02

求人倍率改善

 厚生労働省が1日発表した1月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0・01ポイント上昇の1・28倍で、12カ月連続で改善した。1991年12月以来、24年1カ月ぶりの高い水準となった。1月に受け付けた求人数と求職者数で算出した新規求人倍率(同)も前月比0・17ポイント改善の2・07倍となり、24年三カ月ぶりに2倍を超えた。

 総務省が1日発表した1月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0・1ポイント低下の3・2%で、3カ月ぶりに改善した。

 総務省は「人手不足感の高まりにより職探しをする人が女性を中心に増え、多くが就職につながった」と分析した。

 都道府県別の有効求人倍率は最も高いのが東京の1・88倍で、次いで岐阜の1・70倍。最も低いのが沖縄の0・90倍だった。東海地方では愛知が1・63倍で都道府県別の4位、三重は1・33倍だった。

 男女別の失業率は、男性が前月比0・2ポイント改善の3・4%で、女性が前月と同じ2・9%。完全失業者数は前年同月比20万人減の211万人だった。