2008/12/22
県労働雇用課と県内4カ所の労政事務所は21日、景気後退で悪化する雇用不安に対応するため今月1日に設置された緊急労働相談窓口の休日受付を実施した。休日受付は今後も続ける方向で検討するという。
窓口では社会保険労務士の資格を持った労働相談員らが、電話や面談で相談者の訴えを聞いている。突然の解雇や雇用保険に関する問い合わせのほか、賃金未払いや過剰な労働時間などへの相談が寄せられているという。昨年同時期と比べると相談件数はおよそ2倍と、不況の影響を色濃く反映している。
休日受付が行われたこの日1日の相談件数は計16件で、解雇に関するものが7件と最も多かった。松本、安曇野市などを管轄する中信労政事務所では、体調の問題を理由に会社から解雇されたという男性が相談に訪れたという。
相談受け付けは、午前8時30分から午後5時15分まで。
(宿谷紀子)
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