2010/09/16
漁師になりませんか?-。尾鷲市は、3泊4日の日程で地元で定置網漁を体験する「漁業体験教室」の参加者を募集している。市の担当者は幅広い参加を呼び掛けている。
同市の漁業者数は511人で、40年前と比べ、87%も減少し、高齢化も進む。体験教室は後継者を確保し支援しようと、市が1999年に始めて今回で13回目。今年は県農林水産支援センターと協力して開催する。これまでに129人が参加し、このうち12人の就業に結びついた。
参加者は11月15~来年1月28日までの期間中に6回開かれる体験教室の中から、希望する日程を選択。ブリ漁で有名な同市早田町、梶賀町で定置網を保有する大敷会社で体験する。初日に定置網漁についての説明を受け、2日目以降に午前と午後2回の水揚げ作業を実践。最終日には大敷会社の社長との座談会があり、就業に結びつける考えだ。
参加費は無料(交通費は自己負担)で、定員は20人。申し込みは県農林水産支援センターのホームページにある申込用紙に必要事項を記入し、同センター担い手支援課に郵送する。問い合わせは県農林水産支援センター=電0598(48)1226=へ。
(福田大展)
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