県内の高校生がすし職人にプロの技を学ぶ体験教室が二十六日、富山市の県民会館で開かれた。

　後継者育成を目指す取り組みの一環で、雄峰、富山いずみ、上平、雄山の四高校一～三年生二十六人がにぎりずし作りに挑戦した。

　体験教室は飲食や理容、美容などの十三組合が加盟する県生活衛生営業指導センターが企画。県鮨商生活衛生同業組合の職人八人が講師役を務めた。

　生徒たちは職人の鮮やかな手さばきをじっと観察した後、手ほどきを受けながら懸命に酢飯と具材を握っていた。　（相馬敬）