2010/07/27
市議長に市の未来像質問
北陸中日新聞小松支局で職場体験をしている小松市芦城中学校二年生の西出創一君(13)と松田怜央君(13)、鏡谷貴明君(13)の三人が二十六日、市役所で杉林憲治議長にインタビューし、議会の仕組みや小松の未来について語り合った。
三人が応接室に入ると、杉林議長は一人一人に名刺を手渡し、丁寧な対応。「市役所に来たことはあるかい」と切り出し、三人の緊張をほぐした。
杉林議長は「市内の学校で初めてエレベーターを付けたのは芦城中学校だった」などと事例をあげ、校舎改築や大規模工事などの予算を承認する手続きなどを話した。
松田君が「今後、小松をどう発展させるか」と質問すると、杉林議長は「空港の活性化がかぎになる」と持論を展開。「少子高齢化の中、いかに海外からの誘客を促すかが大切だ」と話した。
また、市の姉妹都市・英国ゲイツヘッド市と交流していることを説明して、英語学習の必要性を強調。「語学は世界を広げてくれる。英語や中国語などを積極的に学び、将来の小松や日本を支えてほしい」とエールを送った。 (木原育子)
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