2010/06/08
創業や新分野進出、まちづくりなどを志す若者らを支援する「とやま起業未来塾」(県、県新世紀産業機構主催)の本年度の開校式が六日、富山市高田の情報ビルで開かれた。(相馬敬)
六回目を迎えた取り組みで、本年度は二十~六十歳代の三十二人が参加する。「コミュニティービジネス」など三コースに分かれ、十一月まで二十一日間の講座を受講。中小企業診断士の資格を持つ専門家らが講師を務め、実践的なプランをまとめる手助けをする。
開校式では、名誉会長の石井隆一知事が、これまでの受講者の一定数が起業や新分野への進出に踏み切っているとして「ひた向きに頑張ってほしい」と激励。
塾長の飴久晴コーセル会長は「人生に自分で解決できない問題は与えられない」と今後の奮起を促した。
受講者を代表し、県産の菜種油を使った蜜蝋(みつろう)クリームの市販化などを目指す尾山嘉彦さん(36)が決意を述べた。
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