2010/02/14
敦賀市東洋町のあいあいプラザで13日、「れいなん福祉就職フェア」が開かれた。この不況下でも、福祉の職場では依然として人手不足が続いており、介護の仕事に強い意欲を持つ学生や一般の求職者の姿が目立った。
敦賀市社会福祉協議会などが開催。嶺南地域の老人介護や障害者福祉の施設などを運営する20の事業所がブースを構えた。福祉関係の仕事に関心のある約40人が参加して、担当者から仕事の内容や必要な資格などについて話を聞いた。
参加した同市松栄町の田中裕さん(57)は、3年前に原発の施設管理の仕事から介護施設職員に転職した。一度は退職したが再び介護施設に就職することを希望しているといい、「福祉の仕事は人との触れ合いがあり、やりがいを感じる」と意欲を見せた。
管理栄養士の資格を取得するため大阪で福祉関係の大学に通う小浜市遠敷出身の芝田斉未(まさみ)さん(20)は、病院や老人ホームへの就職を希望。「栄養士の仕事は少なかったが、いい話が聞けました。ぜひ、高齢者福祉の現場で仕事がしたい」と目を輝かせていた。
(立石智保)
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