2010/01/04
県は3日、県庁で県若者自立支援連絡協議会を開き、2010年度から若年無業者(ニート)自立支援事業として、高校中退者の訪問支援やニートを対象に職場見学を実施する方針を示した。
県は06年度から、相談窓口「ふくい若者サポートステーション(サポステふくい)」を拠点に、若者へのカウンセリングや労働体験を実施。10年度からは、不登校や引きこもりになった若者の就労意欲を高めるため、月1回の職場見学会を開く。国の認可が下りれば、高校中退者を訪問して自立、就労につなげる事業も始める。
サポステふくいの担当者は「各市町や教育機関と連携して潜在的なニートの存在を把握し、支援につなげたい」と訴えた。
県労働政策課によると、県内のニートは07年末で約2500人に上る。
(増田紗苗)
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