2017/03/08
県の「労働条件・労働福祉実態調査」によると、男性の育児休業取得率は1・9%で、調査開始(2011年)以来、最高だった。
昨年7月、無作為抽出した県内1500社を書面で調査した。回答率は70・3%。
育児休業取得率は男性が前年比0・7ポイント増の1・9%、女性が2・9ポイント増の95・4%だった。厚生労働省の最新調査(15年)によると、全国では男性2・65%、女性81・5%。
年次有給休暇は平均17・5日(15年は17・4日)で、取得率は50・8%(同48・4%)だった。産業別では電気・ガス・熱供給・水道業が最高(81・2%)で、宿泊・飲食サービス業が最低(27・3%)。
15年比4・7ポイント増の52・9%が「労働時間の短縮」に努めている。取り組み(複数回答)は「有給休暇の取得促進」が63・8%(15年は56・2%)、「ノー残業デーの設定」が39・5%(同41・4%)、「時間外労働時間の目標設定」が38・2%(同35・6%)。
(豊田雄二郎)
転職・求人情報検索(名古屋市・愛知県・岐阜県・三重県)はトップから